sg

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2/16

「どうもこんにちは〜」
「こんにちは〜」
「まだまだ寒いですが…」
「そうやな」
「今日は昆虫図鑑を図書館から借りてきました」
「ん?うん」
「てんとう虫は可愛いですね」
「確かに」
「自分もこれと同じ存在なんです」
「え?」
「つまり…」
「何がどう同じやねん…」
「信号機ってあるじゃないですか」
「うん」
「赤信号でもちょっとしたところならついつい」
「ん〜まあそれは大阪人ならずとも誰でも…」
「赤信号が点灯してるのに無視」
「………」
「まあそういうことです」
「赤繋がりやけどなぁ…」
「きっとかのファーブルも同じことを考えてたに違いないですよ」
「いや待て…その時代に信号機って無いやろ…」
「ところが」
「?」
「赤信号なのに渡っちゃう…信号機あるある」
「それもうファーブル関係無いやろ!」
「それはそうですが」
「でも昔の人はインターネットも家電も無いしで…きっと不便な生活を」
「それはまあ…」
「三種の神器とはよく言ったもんです」
「うん」
「でもそれらが無くても出来る料理もあるようです」
「ふむ」
「神器好かん」
「……まあ焼くだけやからな…」
「この前焼きカレーというのを食べたんですが…うまいですね」
「ああ…俺も一度食べたことあるよ」
「焼きカレーは世界を救うんです」
「え?」
「華麗な演技で世の人々を魅了する…」
「………」
「でもあまりの演技の達者ぶりに…イライラする人もありそうな」
「ふむ…」
「そう思って調べたら…居てました」
「…うん?」
「朕、ギスギス…は〜ん?」
「無理矢理やな…まあ毎回そうか…」
「そうじゃないときもあるんです」
「…どういう…?」
「ゲームをやってると」
「やってると…」
「何かこう…自分の思いつきをゲームにして欲しいときってありますよね」
「それはあるかも」
「自分の思いつきは」
「うん」
「電流爆破マッチのプロレスをゲームに」
「………」
「ゲームにはならなくても…こういうことを考えてると発表した
 だけで炎上しそうですね」
「そうかもしれんけど…ちょっと大げさと違うか?」
「基本的に一本勝負です」
「うん…」
「マッチ一本…火事のもと」
「ガクッ」

「ありがとうございましたー!」

# by sukokurage02 | 2018-02-16 15:47

2/12

「どうもこんにちは〜」
「こんにちは〜」
「え〜本日はお日柄も良く…」
「まだまだ寒いけどなぁ…」
「寒いと思うから寒いんです」
「思い込みというやつか…」
「なので…氷を触っても…熱う!とくるわけです」
「お前それ…病院行ったほうがええんと違うか…」
「病院は嫌いです」
「それは俺もそうやけど…」
「待合室と言いながら…少しも出会いが無いじゃないですか」
「え?」
「待って合う…これで出会いを期待しないほうが無理ってもんでしょう」
「えと…病院と何やと思ってるねん!」
「ぼくはナース服の似合う看護師さんがいいなぁ」
「話聞いてないやろ!」
「聞いた上でしゃべってるんです」
「お前の頭はそんなことしか無いのか」
「いや…病に苦しむ人を救う場所であります」
「分かってるやないか」
「でも出会いが無いと病的に苦しむ人…これは救えないと
 いうのですか」
「何か他にあるやろ…」
「でも例えば入院とかして」
「うん」
「綺麗な看護師さんに看病してもらうのは…ええ気分と違うかな」
「それはまあ」
「この状況を利用してスリーサイズ聞いたりね」
「おいおい…それセクハラやろ!」
「血圧、体重、病院食の量のことを言ってるんです」
「そんな風に解釈するのはお前だけやろ…」
「でも流動食なんてのは経験したく無いですね」
「それはね…」
「あれで本当に空腹が収まるんだろうか」
「さあ…やったこと無いから分からん」
「そう来ると思いまして」
「え?」
「ここに用意しました」
「ち、ちょ…」
「持ってきてー」
「テレビとお菓子やないか…」
「宇崎竜童さんの歌うのを見ながら食事を」
「竜童食という訳か…もう突っ込む気も失せるな…」
「この曲を見ながら食べるんです」
「うん…何か軽快な歌やな…タイトルは?」
「ハグしちゃお」
「どうしてもそこに持っていきたいのか…まあ確かに実在する曲ではあるな」
「ここでハグを待つのです…正に待合室」
「なんやねんそれ…」
「それが無理やったら」
「無理やったら」
「食事をハグハグと」
「そこまでやって空振りやったらなぁ…でも全部それ…」
「港のヨーコヨコハマヨコスカという曲が流れてきました」
「うん」
「食べるのは横浜@陽軒のシューマイです」
「結局お前…それが食べたかっただけと違うのか…」
「ハグハグハグ」
「ガクッ」

「ありがとうございましたー!」

# by sukokurage02 | 2018-02-12 16:18

2/9

私夏子は某広告代理店に勤めるOL
独身だけど…何不自由ない生活を送っていた

「あ〜あ今日も残業で疲れたわ…」
独り言なのか誰かに言いたかったのか
分からないような一言を残し
「遅くなったからタクシーで帰っちゃおうかな」
そう思った夏子は…駅前に止まっていたタクシーを呼び止め
「お客さん…何処まで?」
「@@区の自宅までお願い出来る?」
「はいはい」
別にどうということのない会話を運転手と交わし
夏子は仕事の疲労からなのか…タクシーの車内の中で
眠りに落ちていた

「う〜んよく寝た…運転手さん?」
その異変はすぐに気がついた
何故なら…その景色は見たことないところだったからである
「え?!え!??」
動揺する夏子にも運転手は動じる気配もなく
「ちょっとちょっと!これ一体どうなってるのよ!」
「………」
景色に気を取られていたのか…夜11時頃乗り込んだのに
時計を見ると…午前7時の表示が
「こんなのじゃ会社に行けないじゃない!早く自宅に帰して!」
「お客さん…」運転手が語りかける
「俺は今までタクシーの運転手として勤勉にやってきたつもりだ…それ故の
悲しみがあるってことに…出来事が終わってから気が付いたんだよ」
「………悲しみって?」
「夏子…夏子ちゃんっていいかい?会社も1日欠勤したところで
 すぐさまクビになるようなところでもないんだろう?
 済まないが今日1日俺に付き合ってもらえないかな…
 乱暴は絶対にしないと約束するよ」
冗談じゃないわと考えた夏子であったが…この運転手の言ってることは
嘘でない…そんな気配から 
「分かったわ…その代わり今日1日だけよ…もし約束を破ることがあったら
 すぐさま警察に連絡するから」
「ありがとう…分かったよ…それじゃあ」

このまま無言でこの男の言いなりになってるのも
気持ちが悪いというよりは退屈さを覚え
「ねえ運転手さん…どれくらいの間この仕事をやってるの?」
運転手は見たところ…45から50歳というところであろうか
「そうだなぁ…なんか気が付いたらタクシーに乗ってたよ」
「何それ??」思わず笑ってしまう夏子
「そういう夏子ちゃんはどうなんだい?」
「どうって…」
「その家族のこととか…」
「うちは父親と母親…あと弟が居てるわ…それとペットで飼ってる犬」
「犬かぁ…さぞ可愛いんだろうなぁ…」
「うんすごく可愛いよ」
ここまで会話して…どこか夏子の性格を探っていたような運転手は
「よし!今日は買い物でもしようか」
「え?」
「といっても夏子ちゃんが欲しいものを買ってあげるんじゃないんだ
 俺の買い物に付き合って欲しいってところでね」
ここまで言いなりになってるのでもう抵抗する気も無く
「分かったわ」そう答える夏子も恐怖心は消え…どこか楽しくなってきたのを
感じていた

郊外の商店街のようなところにタクシーを止め
「さあ行こうか」
「うん」
商店街らしく雑貨が並んでるような店をしばらく練り歩いていると
「夏子ちゃん…このネックレスのようなものはどうだい?」
「うんこれ可愛いね」
運転手はそれをレジに持っていき
「買い物って随分と質素なものなのね」
そのネックレスは本当に安価なものだった
「何ていうか色あいとかね…夏子ちゃんこれをつけてくれないかな」
「え??まあ別にいいけど」
「うんよく似合ってる」
「じゃあ次行こうか」
「ええ」

こうして7、8軒は雑貨屋、洋服店、靴店、化粧品店など
訪問するたび…購入したものを全て夏子に手渡し
夏子も少し気味が悪くなってきたのと…運転手の不可解な行動から
(本当に家に帰れるのかしら…)その不安を少しでも払拭しようと
「運転手さんって本当変わった人だね…こんなプレゼントしてもらって
言うのもなんだけど」
「いやいいんだ…」店を訪れるたびにどこかしら元気が無くなって
いく様子を…夏子には感じ取ることが出来なかった

「そろそろお腹も空いてきたろう…食事にしないかい?」
時計を見ると…昼12時を少し回っている
緊張感からか…空腹感を感じなかった夏子であったが
安心の気持ちが出てくるにつれ…食欲も出てきたのか
「うんうん…でもあのさ〜食べるものくらい自分の好きなのを選んでいい?」
「ああ済まなかったね…何でも好きなもの食べるといいよ」
「やった〜ありがとう!」
どこがいいかなぁ…でも場所柄あまり良さそうなところは…
思いつつ良さそうなところを探していると
「まあ疲れたし…喫茶店の軽食とかでもいいよ」
そう答える夏子に
「夏子ちゃんはあまり欲が無いんだね…分かったじゃあそこの
喫茶店にしよう」
「うん」

喫茶店に入るなりお互い無言になってしまう二人
それもそのはずで…つい先日まで他人の関係
タクシーや店の中でどうにか会話出来たのは
十分過ぎるくらいの距離感があったからである
そのことに気がついた夏子は
「しまったかも…何かファーストフードの店にでもしておけば…」
無言の間に耐えられなくなってしまったのか
運転手が口を開く
「夏子ちゃん…昨日といい今日といい本当に済まなかったね」
「いえいえ…」
「身の上話っていうんでもないんだけど…去年の今頃
 女房を亡くしてしまってね」
「え…」
「運が悪いとしか思えないのか…不治の病を宣告され
 だからといってこの仕事を辞める訳にもいかず…」
「そんな…」
「もちろん見舞いには時間の許す限り行ったんだ…しかし」
「しかし…何?」
「奥さんが危篤状態です…すぐさま病院に駆けつけてもらえませんか…
 こう連絡があったんだけど…あいにく俺は病院から遥か遠く離れた
 場所までお客さんを運んでいてね」
「………」
「お客さんを運び終えるなり…凄いスピード出して病院に直行したよ
 だけど…」
「………」
「俺は女房の死に目に会うことが出来なかったんだ…」
悔しさなのか悲しさなのか…運転手は涙目で俯いてしまった 
「いや…だけど奥さんの危篤はいきなりのものなんでしょう?
 それは運転手さんは悪くないよ!」
「ありがとう夏子ちゃん…自分でもそれは少しくらいは考えてるんだ…
 でもね…」
「娘が俺には居る…というか残してくれたと今は思ってるんだけど
 あの出来事から…今までのように懐いてくれなくてね
 夏子ちゃんの言う通り…俺のことを許してくれてはいるんだろうけど…」
「うんきっと元通りになるよ」
「そうだね…夏子ちゃんをここまで連れ出したのは…見た目がそっくり
 なんだ…俺の娘と」
「そうだったんだ…」
「夏子ちゃんを騙すつもりは毛頭無かったんだけど…こうしてプレゼントなり
 することで…娘に謝った気持ちで居てたんだろうね」
夏子は優しく接してくれるこの運転手に…少しばかりか気を許していた
なのでこの話に若干のショックを受けつつ
「運転手さん…私にそんな気を遣ってくれてたのがどうしてだか分かったよ
 でもね…その気持ちはやっぱり直接娘さんに伝えないと」
「そうだね…分かってはいるんだけど…なかなか行動に移せなく…
 なので夏子ちゃんに…」
「その勇気があれば娘さんもいつかきっと理解してくれるよ!」
「そうだね…」
あ〜〜もう〜…内心怒りたい夏子であったが…状況を知るとそうはいかず
何か閃いたのか
「運転手さん…ちょっと目瞑ってくれるかな?」
「ああいいけど…こうかい?」
しばらく流れる沈黙…すると…頬に柔らかい感触が
「目開けていいよ」夏子がそう言うのでそうすると
「夏子ちゃん今のは?」夏子は顔を赤らめ
「今のは私の初キッスだぞ…これでうまく行かなかったら承知しないからな!」
運転手も照れているのか動揺してるのか…体が硬直している
そんな中「ありがとう夏子ちゃん…その通りだね」
夏子も少し感極まってしまったのか
「そんな優しくしてくれたら…泣いちゃうだろ…」
実際顔を伏せ…体中を震わせている
運転手はそんな夏子にこれは心底悪いことしちゃったな…と
後悔の念に苛まれてしまい
「済まなかったね夏子ちゃん…でもこれで何か吹っ切れた気もする
 頑張らないとね」
「そう思ってくれるなら私も嬉しいよ」
「うん…赤の他人のはずなんだけど…1日でこんな仲良く出来るなんてね…
 天国に居る女房はちょっとは妬いてくれたりするんだろうか…」
「さってね〜」
「じゃあ昨日の場所に戻ろうか」
「うん」
小一時間タクシーを運転し…元の場所に着いた
「ありがとう夏子ちゃん…おっと運賃は要らないよ」
「そうなんだ…まあ自分が行きたいって言った訳じゃなかった
 からね〜」
「そうだね…気持ちが上向きになってきたのか…笑顔でそう伝えると」
「運転手さんは…」
「え?何かな?」
「ううん何でもない…それじゃあね」
「じゃあね…」
この一言を残し…タクシーは去っていった
見えなくなるまでそのタクシーを見つめ
涙が溢れそうになるのをぐっと我慢しながら
「タクシーも…たまには使ってみるもんだね…」
そう強がりを言うのがいっぱいいっぱいの夏子だった


# by sukokurage02 | 2018-02-09 22:40

2/7

「どうもこんにちは〜」
「こんにちは〜」
「え〜本日はお日柄も良く…」
「毎回のベーシックやな」
「最近雪もひどくて寒い一方です」
「それは悲しい」
「でも懐は温かいんですよ」
「ん?何かあったんか?」
「いやね…ホッカイロを挟んでるという」
「…確かに温かいけど…意味違うやろ」
「ハンバーガーを見て思いつきました」
「思いついたら何でもいいんかい!」
「そういうテレビ番組がありました」
「何か新しいかわし方やな」
「みんなもこれを真似したらいいんです」
「せっかく話題から離れたと思ったらまた戻るんかい」
「帰ってこいよ〜帰ってこいよ〜」
「どうしたいねん!」
「まあそれはともかくとして」
「うん?」
「かえるの歌ってありましたよね」
「ああ…童謡のね」
「かえるの歌が〜聴こえてくるよ〜」
「………」
「ゲロゲロゲロゲロ…グアッグアッグアッ」
「歌ってどうするんや?」
「いやさっきの帰ってこいよに繋がるんです」
「どういうこと…」
「酔っ払いの歌というね」
「………」
「皆を動揺させようと思いまして」
「それここで発表してええんか…」
「まあ固いことは言わないで」
「それはまあそうかもな」
「昨日の夕食はアジのひらきでした」
「そうか…うまいよな」
「でもアジのひらきだけに」
「うん」
「味に開きが…」
「………」
「またさっきのと繋がるんです」
「もうそれやめへんか…大体同じネタを何度も…」
「回転寿司に行ったらサーモンばっかり食べてます」
「そうか…これもうまいが…」
「偏食無いですよ」
「ん?」
「店によったら…何度も回転してネタの色が」
「………」
「いつもより多めに回っております」
「毎回君のボケは聞いてて疲れるな…」
「いやここでうちらの話を聞いて癒されようとするのが間違いなんです」
「それ君の考え方が間違ってるやろ!」
「そうですね」
「やけに素直やな…何かまた…」
「間違ってるのが間違ってるんです」
「つまり…自分の意見が正しいと?」
「いやそうではなく」
「もう訳分からんけど…」
「コンビになって早1年…DVDが出たので買うて下さい」
「混乱に乗じてそんなことを言いたかったのか」
「やっぱり売れて欲しいじゃないですか」
「それはそうやけど」
「売れたん?って聞かれたら」
「うん」
「ウレタンです…と言って」
「………」
「印税でこれを買うのが夢です」
「楽しいかそれ…」
「売れたという記念になるじゃないですか」
「まあ記念碑みたいなノリなら…」
「これが私のウレタン記念日」
「…もうケーキとかでええんとちゃうか」
「ケーキ怖い!」
「なんやそれいきなり…お前のほうが怖いわ!」
「まんじゅうと違ってこっちのほうが切実です」
「…どういうことや…」
「計器怖い…」
「………」
「体重計怖い…」
「やっぱり無難なんか分からんけど…ウレタンでええかもな…」
「混乱の次は無難に…ちゃんとPRになってるでしょ」
「ガクッ」

「ありがとうございましたー!」

# by sukokurage02 | 2018-02-07 21:15

2/7

「どうもこんにちは〜」
「こんにちは〜」
「え〜本日はお日柄も良く…」
「えらいベーシックなつかみやな」
「まあ基本に忠実というやつです」
「そうか…応用があって基本がある…何かうまいこと言った?」
「君の言うのは突っ込むのも難しいなぁ…」
「まあそう言わずに…551の豚まんでも食うか?」
「いきなりやな」
「豚まんってでもうまいよなぁ…」
「それには合意する」
「こう…豚まんを二つくっつけたら…さながら地球のようだ」
「ちょっと待て…話が飛躍し過ぎと違うか?」
「この辺が中国で…この辺がブラジル…」
「おいおい…何かちょっとそれ…大丈夫か?」
「まあ…雨に降られて風邪気味なのかも」
「そうか…体調には気をつけんとあかんな」
「傘さして…そうアンブレラ」
「何で英語なん?」
「この前饅頭買うたらなぁ…」
「うん」
「皮ばっかりであんが全然入ってなかったんや」
「饅頭屋のおっちゃんにこう言いたかってん」
「何?」
「あん入ってないやん…あんブレら」
「…気持ちは分かるけど…ボケとしては今ひとつやな」
「無念な気持ちは…笑われへんねん」
「なるほど」
「反対に感情が篭ってるのは言いやすいんやけどな」
「例えば?」
「人と別れるとき…じゃね〜ん…とか」
「ん?じゃあねでいいんじゃ」
「つまりは邪念ってことね」
「おいおい…お前それ…」
「いや白状するとな…この前振られてしまったんや」
「………」
「どうしてもそう思ってしまった…まあもうかなり忘れたけど」
「そっか…でも別れ際に邪念とはあまり良くない感じはするぞ」
「まあ…だからわざわざ雨の日を選んで」
「何がわざわざか分からないが…
 まあそういうこともあるさ…ちょっと明るい話にせえへんか?」
「そうやな…明るい話…」
「パッと明るい照明でも買って」
「うんうん」
「シャンデリアとか」
「え?でも君の部屋は四畳半やろ…」
「見てたら宇宙何とかなヤマトに出てくる彗星帝国のようだ」
「………」
「思わずこういう気分になるね」
「うん?」
「停電まで…あと何日…」
「それ…聞いてる人分からんほうが多いやろ」
「あくまでうちらの漫才はマイノリティーです」
「自慢にならんけど…まあそんな感じではあるな」
「豚まんもある意味マイノリティーかもしれん」
「ん…全国区で売ってるもんじゃないからな〜」
「チキンラーメンも大阪が誇るものかも」
「まあ発祥は大阪やからな」
「豚まんとチキンラーメンを合体させて…」
「え?」
「ゆるキャラにしてみいへんか?」
「ちょっと待て…それ意味分からんし…出来ても怖いやろ!」
「チキンラーメンを脳みそに仕立てて」
「あかんあかん!」
「まあゆるキャラにしなくても…両方おいしいからいいか」
「まとめるの早いな」
「何せ3分以内という時間制限があるからな」
「意味は分かるような気はするけど…別にそれ関係ないんと違うか」
「3分超えると…の@太君になってしまうんです…麺だけに」
「う〜ん…まあ四次元ポケットとか…欲しいよなぁ」
「うん」
「四次元ポケットあったら…何出して欲しい?」
「………」
「君の答は何か怖いわ…この質問は無かったことに…」
「ぼくはあれがええね」
「ん…」
「ガリバートンネルってあるやん」
「ああ…あの人間が入ると小人になるという…」
「あれに車を入れると…」
「………」
「そう…超精巧なミニカーが手に入るっていうことね」
「いやいや…元手かかりすぎやろ!」
「それは問題無いね」
「何で?」
「自分も小人になればいいからさ」
「もう君の発想は怖い通り越して…ひたすら…」
「でもこうしたら免許無しで車を運転することが出来るよ」
「それはそうだな」
「ただ問題は…」
「うん」
「ガソリンをどう補給するか…」
「ガソリンも小型化すればいいんじゃ」
「もったいないやん」
「変なところでせこいな…流石大阪人」
「ハイブリッド…いや電気自動車というのはどうだろう」
「君の頭がハイブリッドって気もしてくるけど…電気自動車か…
 まあそれなら何とかなりそうだ…というか話合わせるの
 そろそろ疲れてきたわ…」
「ルンバと競争するねん」
「ああ…でもそれもし勝っても嬉しいか」
「いや別に」
「………」
「でも元の世界に戻るっていうのが前提やねん」
「何で?」
「やっぱり不便やん」
「そりゃそうだ」
「いや…ここで言う不便とは」
「とは?」
「トイレが使えないという」
「ガクっ」

「ありがとうございましたー!」
# by sukokurage02 | 2018-02-07 21:14

9/25

a0072423_1831635.jpg
作ってたゾックが完成しました
外装部分ばかりなので…その処理は数多く少々手間でしたが
組み立ての楽さ加減というのは…ガンプラ作り出して初めて
それくらいのものでした
いろいろイロモノみたいなことにしようと準備してたんですけど
タミヤの缶スプレーで塗装したところ
予想よりいいツヤが出たので
これはこれでいいかと…
予想外?の収穫で…少々値は張りますが
これから大いにタミヤのスプレー塗料を頼りたいと思いました
画像の大きさに驚きましたが…等身大…みたいなのりでそのままに
しておきます
# by sukokurage02 | 2017-09-25 17:59

8/8

今欲しすぎるガンプラです
ガンダムmk2…アムロ専用機という具合で
mk2は初代ガンダムとは全然違う形と思えど
色が同じだと…こうも似た印象になるとは…
ガンダムはやっぱりアムロが乗り込んでこそ…
思い込みが無いと手が動かないのは
プラモを作る人なら理解してもらえると思います

a0072423_23165679.jpg

# by sukokurage02 | 2017-08-08 23:17

8/1

今年も8月になってしまいました
本当に暑い日が続きます…
夏の暑いのと…冬の寒いのと
ぼくは暑がりで寒がり?という
贅沢な体質のようなので
早く秋が来い…という日々です
これは前から考えてたのですが
一度小説というものに挑戦してみようかと
うまくいったのかどうかは疑問ですが
ともかくも出来上がったので…見てる人あったら読んでほしいです
少し?長くなってしまいましたが…


市内某所
夏の暑い季節…俺田口亮太は某宣伝会社に勤めるしがない営業マン。
今日も残業でこってり絞られ、疲れた体を癒そうと
冷蔵庫からビールを取り出し、ソファーに座りテレビでも見ようと
「は〜この頃何だか忙しいなぁ…そういえば母親から連絡無いし…」
どうともつかない独り言を呟いてると
窓がガラっとする音が
え??亮太は驚き…その窓を思わず凝視した。
しばらく経っても何も無かったので、何だ?と再びテレビに目を
やってると
窓から白い影…何かが入ってきた様子…
亮太が再び窓に目をやると、若い女がそこに立っていた。

「ええええ!?」驚く亮太
「あ、あの…あ…」絶句する亮太の前に
彼女はこう言った
「私、あなたに興味があってここに来たの」
唖然とする亮太であったが…動揺しつつ
「い、いや君!ここは俺の家で、これってまず不法侵入じゃないのか!」
怒りまくし立てる亮太の前で、彼女は
「迷惑をかけるつもりは無いわ…ただあなたのことが気に入ったの」
「そ、そんなこと言われても…て…え??」
彼女は色白で長身、ストレートの黒髪、顔立ちは整っていて…ハッキリ言わずとも美人である。
そんな彼女の容姿が…少し亮太の混乱を抑えていたのか
「気に入ったって…どうしてそんなことが分かるんだ!」
「私…こうして色んな人を観察していたの…で、あなたが一番印象良かったから」
「観察って…そうだ!ここってマンションの5階…どうやって窓から…」
状況を少し把握出来たのか…混乱が恐怖に変わる頃
「私…所謂幽霊とかそういう存在じゃないわ…現にこうしてお話し出来てるでしょ」
恐怖に身震いが止まらない亮太。その恐怖をはね返そうと
「た、確かに…そ、そうだまず身元を…どこから来た?!」
「そういうことを言うつもりは無いわ…」
「無いって…じゃあ何が目的なんだ!」
「言ったでしょ…あなたに興味があるって」
やり取りがしばらく続いてたので、少し落ち着きを取り戻した亮太。
しばらくその女を凝視する行動に…すると、何だか妙に生気が無いことに気がついた
亮太は彼女と別れてもう1年近く経つ。これでも綺麗な女性と話が出来ることに
嬉しい気持ちもあったのか
「まあとにかく話を聞かせてもらえないか?」
ソファーに女を誘導しようと…手を取ろうとするが
「止めて!私の体に触らないで!」
「えっ??」
「私…あなたと話がしたいだけなの」
またしても呆然とする亮太。でもよく彼女を見てみると
確かに幽霊じゃないのは確かだ…でも、何だか生きてるとも…
体は半透明…までには見えないけど、何故か透き通ってるようにも
そんなことを考えながら…
「そっか…じゃあ一体何の話をすればいいんだい?」
問いかけるも
「何でもいいわ…あなたの言いたいことを言って」
「そうだなぁ…身元は分からないし、そもそも何でぼくを気に入ったんだい?」
すると
「あなたの優しいところよ」
(優しい?まあ確かにそういうところはあるかも…)
口には出さなかったが、亮太は
「そっか」
内心ここまでで…結構嬉しくなってくる気持ちを感じ
(いやいや!こんな異常な状況を嬉しいと感じるなんて…とにかく事情を説明して
出ていってもらおう)
「兎に角…気持ちは嬉しいけど、ぼくにも仕事があり生活があるんだ。君の事情は
よく分からないけど…悪いけど出ていってくれないか」
女はそう言われるのをあらかじめ想定してたのか
「私、あなたに一切迷惑かけない…見てお話するだけ…それでもダメ?」
「ダメって言われても…」
言い出したものの、断る明確な理由も無い…そう考えた亮太は
「どうしてもなのかい?」
と問い詰めると
「ええ」
即座にそう答える彼女に
「うう〜ん…じゃあ今日のところは居ていいよ…ただし明日になったら」
女は無言で
「私、これでも色んな人を見てきたの…あなたのような人、初めてだった」
(初めて?ぼくは全くありきたりで普通の存在のはずだが)
「初めてって…というかさっきからおかしなことだらけで…」
また呆然とする亮太の前に
「とりあえず夜も遅いし…今日のところはもう寝ましょう?」
時計を見ると…もうすでに深夜0時を回っている。
釈然としない気持ちを抑えつつ、亮太は
「それもそうだな…明日もまた朝早いし」
でも体に触れてはダメだというので
「ぼくはこのソファーで寝るよ。君はぼくのベッドを使っていい」
すると
「いや!私あなたの側に居たい」
「えっ??」
「その代わり…体には一切触れない約束よ」
(そんな状態で理性が…)
考えた亮太であったが…悪い話でも無いかも
この異常事態に少し慣れてきたのか
「分かったよ…何だかもう疲れてきた…じゃあベッドに行くかい?」
「うん」
こうしてベッドに横になり…いつもの天井を眺めて就寝しようとするにも
(眠れない…)
女も無言で同じく天井を凝視している。
「分からないことづくしだけど…どうして気の合いそうな男性を探しているんだい?」
そう聞くと
「優しい人の側に居たいの」
漠然とした返事…でも言われて悪い気はしなかったので
「そっか…何か過去嫌なことがあって?」
女はまた無言で…しかし
「うん」
そう頷いたので
(これじゃ過去のことも聞けないか…まあこれはこれで…)
混乱から来る疲労と、少しは安堵した気持ちもあり
亮太はすっと眠りに…そんな亮太の横顔を見ながら
「良かった…」
そんな独り言を呟き…彼女もまた気が付くと眠りについていた

翌朝…「う〜〜ん」眠そうにして目が覚めた亮太
「え!!」…どうやら昨日のことを寝ぼけてるのか認識出来ず
「そう、そうだった」
横で眠る彼女を見て…「しかし一体これは…」
体は触れないように
「おい、もう朝だぞ」
そう言うと
「あ…おはよう…ゆっくり寝れた?」
「ああ…君はどうだい?」
「うん」
「そっか…じゃあ朝食にしよう」
「私…食べなくても平気なの」
「え?」
「いやそんな…というか君の体は一体…」
昨日からの疑問がまた継続することに…怯えを感じつつ
しかしもうあれこれ知ろうとも思えなくなってきたので
「分かったよ、じゃあ自分の分だけ作って食べる」
そう言って台所まで向かおうとすると
「亮太、私が作ってあげる」
「いや、しかし…」
「お願い」
(お願いされちゃった…まあ言われた通りにしてみるかな)
そんなことを考えた亮太。
「じゃあ何か作ってくれるのかな…ありがとう。とりあえず毎朝
食パンとサラダを主に食べてるんだ」
彼女は無言で…慣れた手つきで料理を作り始める。
「へええ、料理上手なんだね」
そういうと…彼女は一瞬包丁を握る手が止まり
「料理はね〜得意なほうなの」
「なるほどね…じゃあベッドを」
しばらくお互いの作業に時間がかかり…
「出来たよ〜」と彼女
「ありがとう」
台所にあるテーブルに向かう亮太。
出来た料理を見てみると
トーストと青野菜のサラダが
「これはうまそうだね、食べていい?」
「もちろんよ」と彼女
何だか新婚生活みたいだぞ…そんなことを考える亮太はテンション
上がってきたのか
「うん、これはうまい!」
そんな亮太の様子を無言で見つめる
「あんまり急いで食べたらダメだよ」
「分かってるけど…ちょっと遅れ気味だ…」
出社の支度には少々遅い時間であった
食べ終わり…流し台に食器を運ぶと
「私洗い物しておくわ」
「ありがとう、じゃあそろそろぼくは会社に」
「私も行くわ」
思わぬ言葉に驚き…
「えええっっ…いや、そんな、大体君は社員じゃないし…ぶ、部外者だ!」
当たり前のような応対…しかしこの異常事態で頭が回らない亮太
「大体人が見たらどう思うんだい?ぼくは君の彼女じゃないし…そ、そうだよ」
「大丈夫よ」
何がどう大丈夫なんだ?いや混乱している時間も無いぞ
「分かったよ…だけど会社の中には絶対入らないようにね!」
またしても女は無言で
「行きましょ」
「う、うん…分かった」

マンションのエレベータで下に降り…いつもの出勤ルートを歩こうとすると
管理人さんから
「おはよう亮太くん、しばらく顔合わせて無かったけど元気?」
女の人を連れてるので…てっきりそれを問われるはずが…
「ええ…元気ですよ」
そう答えるのがやっとで…何故だ…
彼女は別段特別なことが起こってるとも…そんな風で
(見えないのか…この人は一体…やっぱり幽霊??)
飛び切りのプレッシャーに苛まれ…倒れそうになるも
「大丈夫?」
彼女がそう言ってくれたのが良かったのか
「あ、ああ…」
どうにか気を取り直して…最寄駅に
「ぼくはこのICカードで改札を抜けれるけど…君は?」
「私は大丈夫」
もうそろそろ驚かなくなってきたので
「そうか…じゃあ行こっか」
「うん」
改札を抜け…電車を待つ亮太と彼女。
(しかしこれ…他人には見えない彼女とぼくが話をしてたら
 独り言ばかりの…完全に危ないやつじゃないか…)
どうしよう…と打ち震えていると
「私にいい案があるの」
「え??」
と言いながらスマートフォンをおもむろに取り出し
「私と会話すると周りがおかしがるでしょ?なので
メールで会話するの」
「ええええ???」
仰天と思えるその策に驚く亮太
「いや、しかし…でも確かにそうすれば…」
納得はしたけど…何かまた意識が…
そんなことを考えてると…気が付くと会社の前
「じゃあぼくはこれで…と言いたいけど…付いてくるんでしょ?」
「うん」
「…分かった、でも仕事の邪魔はしないでくれよ」
「分かってるわ」
(本当に分かってるのかな?まあもう仕方ないか)
思いつつ…まあいつものことをやるだけだ

気持ちを切り替えた亮太は…でも今日から新しい生活かも
驚きつつ嬉しくなってきたので…またテンションも上がり気味で
「おはようございます!」
いつもより元気に同僚に挨拶を
「おはよう!でも今日何か元気そうだね?」
問われる同僚を前に
「そうかも〜」
「何か良いことでもあったのかな〜」
「いえ別に」
「そっか…じゃあ今日もよろしく頼むよ」
「了解!」
朝のミーティングも終え…さあまずは得意先のここからにするかな
「今日は少し遠いけど車で移動して…得意先を訪問するよ」
言いそうになるも…人が居るところだったので
「危ない…メールだ」
メールで文章をスマホに入力し…送信すると
「行こっか」の後にハートの絵文字
(やっぱり彼女は…ぼくのことが好きなのかな)
何とも言えない気分を前に…得意先に到着。
「お得意さんの人なんだ…もう少しでまとまりそうな商談があってね」
「それは上手くいくといいね」
「うん」
メールで会話するのも慣れてきたのか…でもこれって
普通に会話するより…何だか感情が籠ってるというのか
そんな気持ちを胸に…何とか商談を終えてほっとしてる亮太に
「頑張ったね」
またしてもハートの絵文字
「うん…今日はこれから昼食にするよ」
そう言って…どこに行こう…戻って社内食堂にするかな?
(色々気をつけないと…)
思いつつ…気が付けば退社していることに
「何とか1日終わったね」
「そうだね」
「あの…これから先ずっとこうしてるつもりなの?」
メールすると
「う、うん…そのつもり」
何か歯切れの悪いその返事に…胸がざわつくのを覚えつつ
「そう…じゃあ夕食の素材を買いに行こう」

夕食を食べ…テレビ見たりゲームしたりして過ごす二人
「家だと気兼ねなく話をすることが出来ていいね〜」
「そうだね」
「でも君の秘密も…少しくらい教えてくれないかな?」
「う〜ん…あのさ…亮太は気になってる女の人とか…居ないの?」
「え?いや、今のところは特に…」
「そっか…」
やっぱり彼女は自分に気が…でもお付き合いは無理みたいだし…
「まああんまり堅いこと考えなくてもいいんじゃない?」
案外?能天気なんだな…そんなことを考えつつ
「そうかもね〜」
軽く受け流しつつ…今日も何ともなく終わったことに安堵の気持ちを
感じながら…二人とも眠りの世界に

気が付くとまた朝が
亮太も彼女もこの奇妙な同居生活が慣れてきたのか
いつもの用事をいつものようにこなす二人
意識せずとも…恋人のようになってきたのか
「今度の休み…どこかにドライブにでも行かない?」
「え、嬉しい!行く行く!」
「じゃあ行くところを決めておくよ」
そういう亮太に
「いや…行き先は私が決めていい?」
(行きたいところでもあるのかな?)
そんなことを考えつつ
「そっか…じゃあお任せするよ。でもあんまり遠いところは
無理だよ、日帰り旅行だからね」
「分かった〜」

仕事場での振る舞いもかなり板に付いてきた亮太
そんな様子を見つめる彼女
内心亮太は…このままこれがずっと続くといいな
そんなことを考えていた
「どうなってもいいから…今のこの状態を楽しむことにしよう」
そう思い…自らを納得させようと
(でも彼女は本当に何者…いやまず人なのか?
恐ろしさと…芽生えてきた愛情のようなものが混ざってしまい
恐怖も打ち消すことが出来るくらい…愛情はかくも
大きな存在かもしれない
そんな…こっちも能天気なこと考えてるのかも?)

休みまで頑張ろう…ドライブだ!
そんなモチベーションに支えられ…頑張る亮太
「そう言えば行き先は決めるって言ってたけど…もう決まったの?」
メールすると
「うん」
と返事
「へええ〜どこどこ?」
「直前になってから言うよ」
「そっかぁ…楽しみだね」
「うんうん!」
そんなやり取りをしていると
女性の上司からメールが
「亮太くん…言わないでおこうと思ってたんだけど…最近のあなたちょっと
おかしくないかしら…大事な会議の最中にスマホを触ってたり…
まあ他の仕事はちゃんとやってるからいいと言えばいいんだけど…
忠告というよりは心配してるの」
こんな文章が来て驚く亮太
「うまく誤魔化してるはずなのに…」
「うん…私もそう思ってた…でもこれからはやり取りを少なくしたほうが
良さそうだね」
「そうかもね…」
「あのさ…こうなってしまうのは半分分かってたんだ…その…やっぱり
会社に来るのは…」
そう伝えると
「嫌!私あなたの側に居たいの」
「そう…じゃあ連絡は人が居ないところとか…とにかく気をつける」
「ありがと…」
いよいよ何だか深みにハマってしまってるのかな…なんか彼女…優しいし…
押さえようも無くなってきそうな恋心…でも彼女には近づくことも
体に触れることも出来ない
このジレンマのようなものが…逆に思い詰める原因になってるのかな…
嬉しいような寂しいような…複雑な心境の亮太
(まあとりあえずこの週末を乗り切ったらドライブだ!頑張ろう)
そう心に決めることにした亮太であった

週末は本当に忙しいなぁ…そんなことを思う亮太に
それを見守る彼女
いつしか…本当の恋人同士…いやそれ以上のものになってきた
お互いそう思うも…口には出さない…
(奥手同士なんだろうね…)
亮太はそう思いつつ…連絡も控え気味に黙々と仕事をこなす毎日を

「あ〜!今日はいい天気だね!」
ドライブの日がやってきた嬉しさからなのか…朝一番ではしゃぐ
亮太
「うん良かった!」
「ガソリンは満タン!じゃあどこに行くの?」
「あそこの湖がいいわ…」
亮太が住む県では有名な場所である
「そうなんだ、暑いし水のあるところがいいかもね〜」
「うん、じゃあ出発しましょ」
こうして車にキーを差し込み…目的地へ
二時間くらいはかかったのだろうか…到着した湖は
「わぁぁ!すごく綺麗なところだね!」
問いかけるも
「そうね」
(何か車酔いでもしたのかな?何だかせっかくここまで来たのに…)
「まあとりあえず…景色のいいところで座らない?」
「うん」
そうして黙って湖を見てる二人
「何か美味しいものでもって思って…気がつかないよう
お弁当頑張って作ったんだ〜」
お弁当にしてはやけに豪華な具材が入ってるそれを見て
「やっぱり亮太は優しいね」
「へっへ〜」
「私…あなたのこと…好きよ」
驚く亮太…でも亮太も同じ気持ちだったので
「そ、そうなんだ…ありがとう…嬉しいよ…」
しばらく湖を見つめる二人
どれくらい時間が経ったのだろうか…
「ねえ亮太…あのことを覚えてる?この湖で」
「え??いやここに来たのは初めてだよ?」
またしても驚く亮太のことが気にならないような感じで
「あのとき…思い切ってプロポーズしてくれたよね…
私…本当に嬉しくて…」
そう言って涙を浮かべる彼女
「プロポーズ…一体何言ってるんだい??」
混乱しつつ尋ねると
「本当のことを言うわ…私…ここではない…もう一つの世界から
来たの」
「えっっ??」
「もう一つの世界って言っても…ここと何一つ変わらないわ
だけど…向こうの世界にあなたはもう居ないの…」
「……」
「でもある人から…ここでは無いどこかに…そっくりそのままの
世界があるって聞いて…迷ったけど…あなたに会いたくて…」
「そんな…」
「こっちの世界のあなたが…私の知ってるあなたじゃなかったら
どうしようってすごい不安になったの…でも…」
「そんな馬鹿な話が…」
「あなたが私のことを知らないって分かってたけど…やっぱり
ショックだった…でもいつものやり取りをしてるうち
安心に…」
「…だ、だったらさ…こっちにずっと居ればいい!
君もそれを望んでるんでしょ?!」
「亮太くん…ありがとう…でもそんなわけにもいかないの…
これでもかなり無理しちゃって…もうすぐお迎えが…」
「や、やだよそんなの!考え直せないの!?」
「ごめんなさい…あっ…手が…」
震えながら彼女がこう…
「消、消えていく…」
動揺とパニックで混乱の極致に陥ってしまう亮太
「ち、ちょっと待って!今から車に戻ったら…」
手からどんどん消えていき…
「あのとき食べた料理…頑張って食べたんだ
思い出すから食べたくないって …美味しかったね…あのときの亮太くんの
手料理のまま…」
「……」
「私もいつもの手料理を亮太くんに…でも…」
呆然とする亮太…でも最後の判断力なのか
「そうだ!ぼくは君の名前を知らなかった!せめて名前だけでも!」
消える姿は…もうほとんど残っていなく
消えゆく姿の中…
「最後に握手するくらいなら良かったのかも…本当は
抱きしめて欲しかったんだけど…」
「あ…あ…」
「また会えて本当に良かった…愛してる…」
「ちょっ…これ…嘘でしょ!嘘だって…」
「私の名前は…り・か・」
言いかけたのか言い切ったのか…彼女の姿は…
「う、うわあああああぁ!!!」
泣き崩れる亮太
「お弁当…まだ残ってるのに…あと社内でどんなこと言われたって…」
湖はただ…いつもの光景で…亮太の姿を映し出すのでした

おしまい
# by sukokurage02 | 2017-08-01 04:24

6/25

写真はMSゾゴックなのですが
もともとは赤色が主体のカラーなれど
模型誌に載っていた…黄色に縦縞を施し
頑張れ阪神タイガース…みたいにすれば面白いのではないか
挑戦してみた結果がこれですが
縞の模様など…何だか不自然な感も受け
でも単に作って置いておくだけよりかは
また思いついたら何かに挑戦したいですね

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# by sukokurage02 | 2017-06-25 14:01

5/31

買ってきたキュベレイを作ってたのですが
エアブラシが壊れてました…
でもイメージとしては緑の葉のような感じで
狙った感じが出るといいけど…と思いきや
完全に失敗作でした^^;
でも作ってる間は楽しかったですね

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# by sukokurage02 | 2017-05-31 00:03